【Excel】シリアル値って何?日付の関数を使ってみよう
こんにちは!ハロー!パソコン教室イオンタウン新船橋校 (@hello_shinfuna) 千葉です。
今日はExcelの関数の中でも簡単かつ重要度の高い日付に関する関数の使い方を説明しようと思います。
スポンサーリンク
日付を表示する関数
まずは今日の日付を表示する関数。
「TODAY関数」です。
表のどこかにおいておくだけで開いたPCの日付が記録されるタイムスタンプのような関数です。
色々な人が編集するファイルに入れておけばそのファイルをいつ更新したのかが一目で分かって便利ですね。
次は今日の日付と現在時刻を表示する関数。
「NOW関数」です。
先ほどのTODAY関数に時刻を足したより詳細な関数です。
セルの書式設定が「日付」のままになっていると、時刻が表示されずTODAY関数と同じ表示になってしまうので注意です。
これらの関数は引数(関数の後の括弧で入れる数字やセルの指定)が必要ないので関数の名前さえ覚えていれば使えます。
またちょっとした注意点なのですが、TODAY関数とNOW関数は現在使用しているPCのカレンダーと時計を参照しているだけなので、PC自体のカレンダーや時計がズレていると表示もそのぶんだけズレてしまいます。
PC自体の時刻を修正するには、まず右下の時計をクリックして日付と時刻の設定を開きます。
そこから「日付と時刻を設定する」を押して時計を再設定します。
別のPCで開いたら日付や時刻がタイムスリップしてる!といった問題が起きたらカレンダーと時計の設定を見直してみましょう。
シリアル値ってなに?
次にExcelで年月日を扱う上で避けては通れない「シリアル値」についてご紹介します。
シリアル値とは1900年1月1日を1として24時間ごとに+1されていく値の事です。
Excelでは日付や時刻を入力するとこのシリアル値に変換され、そのシリアル値を基に計算されてそのシリアル値からまた日付や時刻を割り出しているのです。
試しに先ほどTODAY関数で求めた今日の日付のシリアル値を表示させてみましょう。
この「42542」という数字が現在私が記事を書いている2016年6月21のシリアル値です。
試しにシリアル値から年月日を取り出す関数を使ってこのシリアル値が正しいのか確認してみます。
使用する関数はYEAR,MONTH,DAYの3つ。
YEAR関数はシリアル値から何年かを抽出する関数。
MONTH関数はシリアル値から何月かを抽出する関数。
DAY関数は関数はシリアル値から何日かを抽出する関数です。
使い方は引数にシリアル値(つまりは年月日)の入ったセルを指定するだけ。
ちゃんと今日の日付が表示されましたね。
さっきのTODAY関数みたいにYEAR関数やMONTH関数だけで今日の年や月を表示する事は出来ないのでしょうか。
答えは「出来ません」
ですが、関数のネストを使えば1セルだけでTODAY関数とYEAR もしくはMONTH関数を表示させる事が可能です。
=YEAR(TODAY())
これで別のセルを参照せずに今現時点での西暦を表示する事が出来ます。
YEARの部分をMONTHやDAYに変えれば現時点での月や日を表示する事も出来ますよ。
まだまだExcelにはシリアル値や日付に関する機能がたくさんありますが今日はここまで。
それでは皆さんサヨナラ!
いいね or シェアして友達と記事を共有しよう
このブログを定期購読するなら下のボタンをクリック!
パソコンの基礎からMOS対策講座まで、船橋市のわかりやすいパソコン教室です!
まずは、無料体験からお気軽にご連絡ください。
お問合せ(お電話)047-406-5786
〒273-0864 船橋市北本町1丁目830-1 イオンタウン新船橋店 マックスバリューさん2F
スポンサーリンク
- 2016.06.29 Wednesday
- Excel
- 20:51
- comments(0)
- -
- -
- by ハロー!パソコン教室イオンタウン新船橋校