【Excel】特定の文字検索を効率化!FIND関数そしてSEARCH関数
こんにちは!ハロー!パソコン教室イオンタウン新船橋校 千葉( @hello_shinfuna)です。
今日は文字を検索する関数について説明します。
検索というと「Ctrl+F」や「Ctrl+H」のショートカットキーを使って特定の文字列を検索する方法が有名ですが、
関数でも検索を行うことが出来ます。
何故わざわざ関数を使って計算するのか?
もちろん関数をネストして検索結果を自動で処理する為です。
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FIND関数とSEARCH関数について その違い
FIND関数
FIND(検索文字列, 対象, 開始位置)
画像は小文字のoがA1の6文字目以降何文字目に含まれているかというFIND関数。
FIND関数は検索文字列にワイルドカードは使用する事が出来ません。注意!
また開始位置の部分は省略する事も可能で、省略すると先頭文字から検索を始めます。
ここで注意すべき点は、開始位置を指定しても出力される数字は「開始位置から何文字目か」ではなく「先頭文字から何文字目か」ということです。
もう一つ上の画像と見比べると開始位置が無いのがわかります。
単体で使うよりもネスト(組み合わせ)して使用する事が多い関数ですね。
前回の記事でREPLACE関数と組み合わせて使う方法が書かれていますので、そちらも併せてどうぞ。
【Excel】REPLACE関数の使い方!指定した文字列の数文字目の文字を置換・挿入する方法 | ハロー!パソコン教室イオンタウン新船橋校(船橋市北本町1丁目のパソコン教室)
Excelで顧客情報を整理しているとき、電話番号の()を-に変更したい時があります。 置換機能で一括変更すれば良いとは思うのですが、一部()のまま残しておきたい時はREPLACE関数を使うと便利です。
SEARCH関数
SEARCH(検索文字列,対象,開始位置)
ほとんどFIND関数と同じです。
注意点もFIND関数と同じ。
開始位置が省略可能であること、出力される数字は先頭から数えてであることですね。
では何がFIND関数と違うのかと言いますと、まずこの関数は大文字と小文字の区別がつきません。
そして二つ目はFIND関数では使えなかったワイルドカードが使えます。
まず一つ目の特徴である大文字と小文字の区別がつかないという事はどういう事かと言いますと、
まず先程紹介に使った画像です。
内容はA1に"o"が含まれているのは8文字目以降の何文字目かというSEARCH関数です。
出力された文字は11文字目というものですね。
使う引数は同じですので、この関数の中身を変えずにFINDにしてみます。
すると#VALUE!の表示。意味は「見つかりませんでした」という事です。
試しに検索文字列を"o"ではなく"O"にしてみます。
すると11文字目という答えが出力されました。
つまりSEARCH関数で"o"を検索文字列にしても"O"がヒットする事もあるということです。
これが大文字小文字を区別しないという事です。
もう一つの特徴であるワイルドカードの使用については、?も*もどちらも使用する事が出来ます。
試しにFIND関数にワイルドカードを入れるとエラーが出てしまいます。
ワイルドカードの詳しい説明や使い方についてはこちらから過去のワイルドカードの記事をどうぞ。
【Excel】”あいまい検索”で使える便利な『ワイルドカード』について | ハロー!パソコン教室イオンタウン新船橋校(船橋市北本町1丁目のパソコン教室)ワイルドカード「条件式」に使える『代替文字』です。
何らかの文字列が入っている事を表します。
説明だけではわかりづらいので実際に使っている様子をお見せしましょう。
検索系関数は他の関数と併用する事で我々をgrep地獄から開放してくれます。
姓名から姓だけを取り出す時に使う等LEFT関数と相性が良いのでそちらの関数の使い方も是非マスターしておきましょう。
それでは今日はこのあたりで。
皆さんサヨナラ!
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- 2016.10.29 Saturday
- Excel
- 12:34
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