WEBカメラやPC画面の録画も配信もできる「OBS Studio」の設定から使い方まで解説!
こんにちは!ハロー!パソコン教室イオンタウン新船橋校 千葉( @hello_shinfuna)です。
皆さんのお使いのPCにWEBカメラはついていますか?
最近のノートパソコンには画面上部にWEBカメラが備え付けてあるものが多く見られますね。
ビデオ通話等に使えるWEBカメラですが、ソフトを使わなければ「録画」や「撮影」はできません。
WEBカメラで録画を行えるソフトは沢山ありますが、その中でも使いやすくオススメのソフトをご紹介します。
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WEBカメラで録画してみよう
Open Broadcaster Software
こちらのソフトはWEBカメラのほかにPCの画面も『録画』『配信』できるソフトです。
まずはインストール方法から。
OBSの公式にアクセスし、Download OBS Studioをクリックします。
使用しているOSの種類を選びます。
Windows7以降の場合はWindows 7+
MACをお使いの場合はOSX 10.8.5+をクリックします。
本記事はWindows版でご説明します。
ダウンロードしたファイルを開くとこのような画面が出ます。
Nextを押しましょう。
ライセンスです。
基本的には読み流してI Agreeを押しても大丈夫です。
不安な場合は文字列をコピーしてgoogle翻訳等にかけると、ニュアンスだけなんとなく分かります。
インストールする場所の選択です。
容量に余裕が無い場合でなかったり、なにかこだわりがない場合はそのままで良いでしょう。
コンポーネントの選択画面です。
もし貴方がRealsense Cameraを使用する予定が無い場合や、何ソレ?という方はそのままInstallを押しましょう。
Browser pluginはそう邪魔になるものでもないので入れておいて良いです。
これで使用する準備は完了です。
Run OBS Studio~にチェックが入っている状態でFinishを押すと、インストールウィザード終了と同時にOBSが立ち上がります。
次は基本的な使い方や設定方法をご紹介します。
初回起動時はこのような画面が表示されます。
さも英語がネイティブ並みに読めるような感じを醸し出しつつOKをクリックしましょう。
起動時は何も写っておらず、真っ暗な画面が表示されています。
まずはカメラから映像を取り込めるように設定しましょう。
ソースと書いてある空欄で右クリックします。
追加から映像キャプチャデバイスを選択します。
上画像のようなウィンドウが出るので、適当な名前をつけてOKします。
WEBカメラの画像が表示されました。
表示されない場合はデバイスのドロップダウンリスト(画像ではUSB ビデオ デバイスと書いてある所の右の▼)から別のデバイスに切り替えてみましょう。
表示されたらOKを押して下さい。
無事OBSにWEBカメラからの映像を追加する事が出来ました。
赤枠の端をドラッグする事で、サイズの変更も可能です。
細かい設定が必要ない場合は、変更したいソースの上で右クリックして画面に合わせるを選べば簡単です。
右下の録画ボタンを押すことで、現在見えている画面が録画されます。
PCにマイクがついている場合は、そこから音声を取り込むこともできます。
歌いながら踊ったりする動画や、ビデオメッセージのような動画を取る時はマイクがほぼ必須です。
無言で動いてるだけの動画っていうのもシュールですからね。
PC画面をキャプチャしてみよう
このソフトではPC画面を直接録画する事も可能です。
先程と同じくソース空欄で右クリックし、画面キャプチャをクリックします。
キャプチャする画面を選びます。(大抵の人は1つしか無いと思いますが…)
カーソルをキャプチャのチェックを外すと、出力される映像にマウスのカーソルを含まなくなります。
選び終わったらOKを押しましょう。
これで画面全体をキャプチャする事ができました。
画面右下にカメラの映像も表示されているのが分かります。
このようにWEBカメラと併せてPC画面の右下に自分の顔を写すということも可能です。
次は録画の設定です。
動画ファイルには色々な形式があり、形式によって再生できるソフトが違います。
分かりやすく言えば、VHSで保存するかDVDで保存するかブルーレイで保存するかというような話です。
それぞれ再生できるプレイヤーが違いますし、画質等も変わってきます。
今回は1番汎用性の高いmp4で保存してみましょう。
OBS画面右下の設定を開き、左のリストから出力を選んで録画フォーマットをmp4に変更します。
これで録画した動画は自動でmp4に変換されます。
録画してみたら動画がカクついている!という場合もあります。
そんな時はビットレートを変更しましょう。
ビットレートは『bps(bit per second)』という単位で表され、1秒間の情報の密度を表します。
1秒に沢山の映像の情報を詰め込んでいると画質が綺麗になりますが、その分高性能なPCを使っていないとカクついてしまいます。
また音声にもビットレートがあり、音質の良いもの(=高いbps)は録画したデータの肥大化やPCの能力が足りていない場合は録画した動画をカクつかせる原因にも繋がります。
仮に自分のPCスペックが足りていたとしても、Yotube等の動画投稿サイトに動画をアップロードする際はサイト自体のビットレート制限等でアップロードできない場合もあります。
適切なビットレートの設定が必要というわけですね。
特段高画質や高音質を重視しない普通の動画であれば、2.5~5Mbpsが一般的な設定になります。
大抵はkbpsで設定するのでMbpsで言われてもちょっと分かりづらいですね。
具体的には2.5Mbps=2560kbps
ビットレートは映像ビットレートと音声ビットレートを足したものなので、
映像ビットレート2432kbps+音声ビットレート128kbpsあたりが良いでしょう。
設定の出力項目を選択し、配信の映像ビットレートと音声ビットレートを書き換えます。
これでビットレートの変更は完了です。
動きの激しい動画を撮影すると『ブロックノイズ』というモザイクのようなノイズが発生する事があります。
これはFPS(Frame per second)を下げる事で緩和する場合があります。
設定の映像項目からFPSを変更します。
最初はプリセット形式ですが、ドロップダウンリストからFPS 整数値を選択すると任意の数値を入力できます。
今回使用したカメラはこちら。
Logicool C270
実はカメラにマイクも内蔵されている優れものだったりします。
音質は期待できませんが、カメラとマイクがセットで1000円ちょっとだと考えるとお試しに最適です。
PCで音楽を流しながら録画するとPCから流れている音がマイクで録音されてループされてしまう事があります。
そんな時はこれ
bluetoothなので、イヤフォンやヘッドフォンのコードに煩わされる事なく録音、録画する事ができます。
会話したり大きく体を動かす場合はヘッドセットが1番ですね。
ギター等の楽器の演奏などを録画したい場合は置型のモノがオススメです。
オススメはコレです。
値段と性能の釣り合いが取れており、指向性もわりと高めで雑音が入りづらいです。
コンデンサマイクなのにUSBで接続できる点も扱いやすくてGood!
私も3年近く使っていますが未だヘタれません。
ネットワークは「発信者」と「受信者」で構成される情報の海です。
受信するだけではなく、皆さんも是非「発信者」の仲間入りをして新しいネットワークの使い方を開拓していきましょう。
それでは皆さん
サヨナラ!
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- 2017.03.25 Saturday
- アプリ
- 12:29
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- by ハロー!パソコン教室イオンタウン新船橋校