【Excel】見えてる状態のままコピーする方法!列や行が非表示になっている時に便利!
こんにちは!ハロー!パソコン教室イオンタウン新船橋校 鈴木( @hello_shinfuna)です。
先日、生徒さんよりこんな質問がありました。
『列を1列非表示にした状態で表全体をコピーしたのだけれど、貼り付けすると非表示にしていた列も表示されてしまう。』
計算をさせてるだけのダミー列だったり場合によって必要のない列だったり、削除はできないけど表示したくないと非表示にすることはよくあることだと思います。
そして非表示にしたままの状態で別の場所にコピーをして二次利用することも多々あることだと思います。
そんな時、非表示にしていたはずの列や行が貼付け時に表示されてしまい、手動で削除したということはありませんか?
削除対象が1列2列なら大した手間にはならないと思いますが、これが複数列で連続列や行でない場合だと手動で削除は結構面倒くさい作業になってしまいます。
ということで、もともとコピー時に非表示にしていた列や行が貼り付け時にも表示されない方法を覚えておきましょう!
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コピーする範囲を"可視セル"(見えているセル)に設定してからコピーしよう!
まずはコピー時にに表示だった列が貼付け時に表示されてしまうという状態を確認しておきましょう。
非表示になっているC列とD列には『性別』と『年齢』のフィールドが存在しています。
このままの状態で別の場所にコピーして貼り付けをすると(下図を参照)
非表示にしていた『性別』と『年齢』列が表示された状態で貼り付けられてしまいます。
確かに"非表示"とはユーザー側に見えなくしているだけでデータは削除されたわけではありませんよね。
そして"非表示"とは入力してあるデータに対して非表示にしているわけではなく列や行に対しての設定です。
よってその非表示列を含めてコピーをすれば貼り付け時に復活してしまうというのは当然のことです。
ちなみに上図の場合のコピー貼り付けでは非表示列が非表示のまま貼り付けできています。
これは貼り付けた場所のC列とD列が非表示になっているからです。真下に貼り付けしているので当然ですよね。
では別の場所に貼り付ける場合に非表示列を表示したくない(コピーしたくない)場合はどうすればよいのでしょうか。
コピーする前にコピーするセルの設定を可視セル(見えているセル)だけにしてしまえばいいのです!
可視セル設定とはデータが存在していようが見えているものだけ対象としてくれるので非表示になっている列や行のデータは無視してくれます。
では可視セル設定を使ってコピー貼り付けしてみましょう!
手順1)まずは対象範囲を選択します。
手順2)キーボードからF5を押してジャンプダイアログボックスを表示し、セル選択ボタンをクリックしましょう。
手順3)表示された選択オプションダイアログボックス内から"可視セル"を選択してOKをクリックしましょう。
手順4)コマンドからコピーをクリック、もしくはキーボードからCtrl+Cを押しましょう。
非表示列を境目にして二分割された状態になりました。
非表示列を除いてコピー範囲されているという状態が確認できますね!
手順5)別の場所に貼り付けしてみましょう。
非表示列はコピーされずに見えているままの状態で貼り付けされましたでしょうか?
とても便利ですね!
是非、今後のExcelワークに取り入れてみてください♪
今回は列を非表示にしましたが、行の非表示でも同じです。
ただし行の場合はコピーする表の真横以外の場所に貼り付ける必要がありますよ!
注意!可視セル設定は毎回リセットされます
最後に一つ注意
このセル選択オプションの設定は一回限りでリセットされます。
可視セルが選択されている状態は解除しない限り続くわけではありません。
どのタイミングでリセットされるかというと、コピーした段階です。
このコピー範囲が二分割で選択された段階ですね。
例えばこの後にコピー範囲を選択し直す場合は、また可視セル設定を選択しなければいけませんのでご注意を!
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- 2017.12.15 Friday
- Excel
- 15:07
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