初心者や子供におすすめのプログラミング言語は何か?【後編】
こんにちは!ハロー!パソコン教室イオンタウン新船橋校 鈴木( @hello_shinfuna)です。
前回、初心者や子供におすすめのプログラミング言語は何か?について記事を書かせていただきました。
今回はその続きです!
Python(パイソン)、Ruby(ルビー)以外にもおすすめの言語はまだまだありますので、ご紹介していきますね♪
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おすすめプログラミング言語の特徴
今回は以下のプログラミング言語についてまとめていきます!
・Java(ジャバ)
・PHP(ピーエイチピー)
・Javascript(ジャバスクリプト)
・C(シー)
Java(ジャバ)やC(シー)言語はプログラマーを目指そうとしている人であれば一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
それほどプログラマーにとっては馴染み深い言語でもあります。
先の記事でも少し触れましたがスズキのPG研修の初回は機械語であるアセンブラでした。その次に手をつけたのがC言語です。
正直、アセンブラの研修時はマイコン制御?PIC?と何だか上の空だったのですが、C言語ではプログラミングの基本概念や技法や様々なモデルなどをみっちり叩き込まれた記憶があります。ここで諦めた同期もいたような・・・(^_^;)
そんなこんなで言語には難易度の違いだけではなく、学べる概念や技法なども異なってきます。
入門だから易しい言語から入るのがいいのか、入門だからこそ多少難しくても基本概念からしっかり学べる言語から入るのか、それは人それぞれです。
自分の目的は何なのか、しっかり動機や意識を確認して自分に合った言語を見定めましょう!
Java(ジャバ)
Javaは1990年代前半にアメリカで開発されたオブジェクト指向型のプログラミング言語です。
ここ数年にわたり、日本だけでなく海外においても人気プログラム言語ランキングの中で常に上位に入るほど、不動の人気を誇るプログラミング言語です。
また、JavaはコンピューターやOSを選びません。
コンパイル時に中間言語にコンパイルされてJavaプラットフォーム上で動作するため、特定のOSに依存しないシステム開発が可能な言語です。
この特定のOSに依存しないという点は、他の言語だと動作する環境に制限があったり、動作する環境を構築するのに多くの手間がかかったりする場合がるので、とても利便性のあるメリットとなります。
また、今では多くの言語に取り入れられているオブジェクト指向をもっとも広めたのもJavaです。
【オブジェクト指向】
一言で言えば"オブジェクト(
Javaの場合、オブジェクトはそれぞれ、フィールド(どういうものなのか)とメソッド(何ができるのか)の2つの要素で構成されます。
オブジェクト指向については、掘り下げると長くなってしまうので気になる人は調べてみてくださいね!
※似ている名前でJavaScriptという言語がありますが、Javaとは全くの別物です。注意!
★Javaでできること
・Webシステム
・Androidアプリ
・業務システム
・機械制御システム 等々
Pythonと同様、Javaも非常に幅広い分野の開発に用いられています。
★Javaの難易度
Javaはプログラミング言語の中でも習得が難しい部類の言語です。
同じWebアプリケーション開発で言えばPHPなどの方が易しいですが、人気言語だけあって書籍や文献など豊富、プログラミングスクールなどの学習材料が豊富に揃っている為、非常に学習しやすいです。
★Javaを学習するメリット・デメリット
オブジェクト指向をしっかりと見につけることができるのでJavaを習得できれば、基本他のプログラミング言語も比較的楽に習得することができます。
また、Webアプリから業務アプリまでJavaのニーズは幅広いので現時点での需要は高い言語なので習得する価値は十二分にあります!
ただ、先にも記載したとおり決して易しい言語ではないので、初めて勉強する言語にJavaを選んだ場合、独学では挫折してしまう可能も考えられます。自分にあった勉強方法をしっかり確認した上でスクールに通うなどの検討もおすすめします。
PHP(ピーエイチピー)
PHPはカナダで生まれたWebシステム向けのプログラミング言語です。
もともとはWebサイトの開発向けに生まれたプログラミング言語ですが、現在ではWebアプリケーション開発に使われることが多く、人気の高いプログラム言語のひとつです。
スズキが勤めていたソフトウェアハウスではPHPでのWEBアプリケーション開発がメイン案件でした。
Ruby同様、人気のフレームワークが幾つもあるのでプログラミング初心者でもしっかりとした開発物を作成することができます。
★PHPでできること
PHPは特殊なケースを除いてほとんどのWebアプリケーション開発が可能です。逆を言えばWeb開発以外はできません。
有名なところではソースコードを書かなくても利用者がサイトの更新を行える「WordPress」もPHPを活用して作られています。
★PHPの難易度
PHPはソースコードが自由で学びやすい言語として初心者におススメの言語です。
ただ、コードを正確にかけていなくても通常通り動作してしまうことがあるので、記述ミスに気づいていない場合、後々予期しないエラーで苦しむことになるかもしれません(スズキ見に覚えアリ…)。
そのためPHPを学ぶなら、しっかりと正しいコードで書くことを意識しながら勉強を進めてください!
また、フレームワークの難易度も低い為、本格的に開発が行えるまでに期間はかからないと思います。
★PHPを学習するメリット・デメリット
PHPとWordPressを使った開発案件は非常に多いので、プログラマーとしての需要も高いです。
習得が容易であることからPHPを学んでいる人も多いので、PHPにプラスαでJavaScriptやRubyなどを使えるようにステップアップを目指したいところです。
ただ、PHP自体は習得しやすいですが、クラサバシステム開発と違いWEB形の開発がメインとなる為、必然的にHTMLやCSSの基礎知識が必要になります。これはPHPに限らず、WEB開発を目的としている場合は同じことが言えます。
Javascript(ジャバスクリプト)
JavaScriptは1990年代にアメリカで開発されたスクリプト型言語です。
Webページに組み込まれることにより、ブラウザ上での動的な表現や操作を可能にします。
マウスを乗せたボタンの色が変わったり、ポップアップが出現したりなど、主にWebサービスを使うユーザー側の動きを作るために使われるプログラミング言語です。
Webエンジニアにとっては必修言語でありWebサービスを作る上では必要不可欠です。
★JavaScriptでできること
・Webアプリケーション開発
・ゲーム開発 など
JavaScriptの役割は、基本的にブラウザ上でのユーザー側の動作に関わる部分ですが、近年はサーバーサイドやAjax(ページを遷移しなくてもデータを取得・更新できる技術)も開発されています。
初めてAjaxの技術を使った時は感動しました!
★JavaScriptの難易度
JavaScriptの習得は易しいです。
また『動き』の表現がメインのため、学習していても退屈することがなく、モチベーション維持には最適な言語です。
ただ、ブラウザごとに動きが異なったりと引っかかるところも多いですが、細かい部分は後回しで楽しんで勉強しましょう。
JavaScriptのみに絞って学習をするより、前述したPHPなど他のWeb系言語と併せて習得してゆくと世界が広がります。
★JavaScriptを学習するメリット・デメリット
JavaScriptがシステムにおいてメイン言語となるケースは少ないですが、Webシステムを構築するにあたっては避けては通れない言語です。様々なWebシステムの開発で必要となるので、基本的な知識を学んでおいて損はありません!
C(シー)
ご存知!C言語です。
C言語は1972年にアメリカで開発された歴史の古いプログラミング言語です。
開発から40年以上が経過していますが、現在でも世界中の多くのシステムで使用されているプログラミング言語の元祖とも言える存在です。
機械で使う言語に近いプログラミング言語と呼ばれ、およそ機械で動くシステムを作るにはC言語を習得しておけば問題ないとまで言われる程の汎用性を持ちます。
★C言語でできること
Cはあらゆるプログラミング言語の基本となっています。
・機械を制御する制御系システムやさまざまなツール
・OSの開発
・Web・スマホアプリの開発
・ロボットの開発
非常に幅広い開発を行うことができるので汎用的に活用できます。
また、C言語の処理速度はプログラミング言語の中でも最速です。
そもそもC言語はコンパイル言語なので実行前にコンパイル(人間がわかるように書いたソースコードを機械の言葉に変換する)が必要です。
近年実用化が進んできたIoTの分野ではC言語を使った開発が行われることもあります。
★C言語の難易度
はっきり言って難易度は高いです。プログラミング言語の中では最高レベルです。
技術書や解説ホームページといった情報は多いですが、機械に近い言語のためポインタやメモリ管理などといったコンピューター概念の習得が必須となります。
単純にソースコードをかけるだけでなく、コンピュータの仕組みなどに詳しい方がC言語は学びやすいですが、最初から初心者が学習するには壁が高い言語です。
さらに他の言語なら自動的に実行されるような処理もコーディングが必要となるケースが多く、ソースコード量は他の言語に比べて必然的に多くなる傾向があります。そのため他言語と比べて難しいと感じてしまことも多々。
初心者の場合は、最初にC言語を学ぶのではなく、他の言語で基礎を固めるのがおすすめです。
★C言語を学習するメリット・デメリット
前述した通り、C言語の習得難易度はトップクラスですが、C言語は様々なプログラミング言語の基礎となる言語なので、C言語が習得できれば他の言語の習得は比較的容易になると言われています。
また、習得の難易度からもC技術者は他の技術者よりも優秀であると見られやすいのもメリットです。
C言語のデメリットとしては、安定言語ではありますが主流言語ではない為、難易度の割りに需要はそこまで高くありません。
C言語を習得した後にC++やC#などの言語を学習する必要がでてくる可能性があります。
前編・後編と続いたおすすめプログラミング言語紹介はいかがでしたでしょうか。
これから勉強しようと考えている方に少しでも参考になれば幸いです。
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- 2018.09.12 Wednesday
- ロボットプログラミング
- 16:14
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